子どもたちが心から園生活を楽しめることを保障し 21世紀を切り拓く生きる力を育てます
保育方針
子どもの心・身体・知能のバランスのとれた全面発達をとげさせていきます。人間の土台である身体の育ちを重視し、全身の機能を高める運動、感覚神経系を育てていく生活をすすめてまいります。あわせて、子ども集団・大人集団を子どもにとってよい方向へ創っていき、子どもの社会性を育てていきます。
また、子どもの文化性が育つよう、環境・教材・行事などにも創意工夫してまいります。弱い存在として生まれた子どもがよりよく育つための努力を惜しまず、保育園で保障できることを明確に示してまいります。さらに、手厚い保育の必要な子どもには、家庭の育てる力と情熱を基盤にしながら、就学前に人間としての相当の土台を培っていきます。
①心の健康 ②身体の健康 ③知的適応能力
④社会的適応能力 ⑤豊かな感性と情操
の5つが関連し総合的に発展するような豊かな人間性を育てます。メリハリのある保育を実践します!
斎藤公子の保育を実践研究していきます
大橋保育園では子どもの全面発達を支える事を目的に、故 斎藤公子先生(2003年 内藤寿七郎 国際育児賞希望大賞・生命の尊厳賞受賞)の保育を勉強しています。
斎藤公子先生は障がいのある子どもと健常児が共に育つ統合保育にも尽力され、子どもの身体機能と精神の健やかな育ちを目指す「全面発達の保育」の実践を重ねられました。リズム遊びや 絵本の読み聞かせ、童謡の合唱、自然や小動物との触れ合い、土や水に親しむ遊びを通して、子どもの心と生きる力を育てる事に尽力されました。
「斎藤公子のリズムあそび」 「描画でみる保育実践研究」 特別支援保育や障がい児保育等について、学習をすすめていきます。
大人の心遣いで 子どもは輝く!
私たちは、子どもたちを大人の側から見てのかっこよさだけで判断して、「食事のしつけができていない」「言葉がわるい」「手足の汚れがひどい」「一日中遊んでいるが・・・」などと言われつづけ
私たちはまた「稽古ごとは保育園時代にはさせないでほしい」「文字も教えないでほしい」といいつづけてきて
1年生のときは「本の読み方が遅い」「算数の理解も遅い」と芳しくない評価をもらいつつも、高学年になるにしたがって、次第に伸びていくのは「早く早く」とせきたてない保育、ゆっくりゆっくり一歩一歩、自分で歩かせ、自分で描かせる保育の積み重ねによるところが大きいことを知ってもらいたい。
子どもが、自分の要求で食事をし、自分の要求で排泄、自分の要求で遊び、学習するという日常を保障できる大人、ゆったりと寛大に子どもを見守ることができる大人こそ、子どもから絶大の信頼をかちとることができます。
自分の足で歩かせてほしい。たとえ、何度、転んでも、どんなに遅くても。
自分の手でやらせてほしい。たとえ、どんなに傷をつけても、どんなに下手であっても。
自分の頭で考えさせてほしい。たとえ、どんなに間違っていても。
その間違いが、必ずその後の育ちに役立ってくれるのです。
いかに 待つことが 大人に辛いことだとしても 子どもには それが生きています。
すべての子に可能性を! 斎藤公子
斎藤公子プロフィール ↓